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コーヒーの歴史と効果 [コーヒー]

世の中で消費されるもので、最も多いものが石油、
その次がコーヒー

というのを何かの雑誌で読みましたが、それくらい
コーヒーは世界中で飲まれている飲料です。

確かに、コーヒーの無い国というのも
あまり聞いたことがないですよね。



コーヒーは、元々アルコール禁止のイスラム教徒の
飲み物だったらしく、中東、イスラム世界から
広まったとされています。


その後、オスマントルコ、バルカン半島を経て
ヨーロッパ諸国へ渡ったそうです。


コーヒー1.jpg


そんなコーヒーが日本に入ってきたのが18世紀後半
幕末の頃、ほんの200年ほど前。

コーヒー2.jpg


にも関わらず、街のコーヒーショップには
お客が列をなしてコーヒーを買い求め、休憩時間は
自動販売機の缶コーヒーを飲みながら一服、
急な来客には、コーヒーメーカーでおもてなし、
子供用にはコーヒー牛乳

などなど、現在の我々の生活には欠かせない存在と
なっているからその経済効果は想像するだけでも
凄いですよね。



最初に飲んだ人は、よくこんな苦いものを
好んで飲んだなと思いますが^^;

ま、その苦さゆえ、朝飲むと目が覚め

今日も1日ガンバロー!

となるから不思議です。


コーヒーが眠気防止や疲労回復などの作用を持つ
ということも少しは当たっているかもしれませんね。
ま、ほとんどが気持ちの問題でしょう・・・。




と、長年思っていたのですが、コーヒーには様々な
効果があると言う専門家も多く、その主な効果に

・肌のシミ予防
・メタボの改善
・抗炎症作用

などがあると言います。



その注目されている成分は

ポリフェノールカフェイン



ポリフェノールは、野菜や果実などの植物に含まれており
体の様々な機能を向上させる、体のさびつきを防ぐ抗酸化物質
として昨今注目されています。


1日にコーヒーを2杯以上飲む女性は紫外線による
シミが少ないことも調査済との事。


もう一つの注目成分であるカフェイン
脳の活動を活性化したり、疲労感をほどよく抑えたりする作用があり、
更に、内臓脂肪の減少を促進するなどメタボの改善効果も期待されています。

朝コーヒーを飲むと目が覚めるというのも、あながち間違いでは
なかったんですね~。



コーヒーと脂肪燃焼の関係については、
コーヒーを飲んで運動すると、通常よりもエネルギー消費量が高まり
脂肪燃焼する効果が上がるとの事。

これは、マウスにカフェインを投与した実験でも、体重と脂肪が
減少する効果があったので間違いないそうです。

ダイエット中の方は、運動前にコーヒー1杯でも飲んでから
始めるといいですね。

こうしたコーヒーの効能は、缶コーヒーでもインスタントでも
手軽に摂取できるので、飲む時間を選べば有効に活用できますね。





しかし、飲み過ぎには注意が必要で、

カフェインには胃酸の分泌を高める働きがある為、
胃酸過多の人は空腹時を避けるか、ミルクを加えるなどをして
体内に吸収されるスピードをおだやかにしましょう。

よく、「コーヒー飲み過ぎると胃に穴が空く」と言われるのは
ここからきてるのですね。



専門家の見解では、

カフェインの血中濃度が急激に高まると中枢神経系を刺激して、
めまいや心拍数の増加、興奮、不安などにつながることもあり
過剰な摂取には注意が必要。


更に、妊婦さんのカフェインのとりすぎも出生児が低体重となり
将来の健康リスクが高くなる可能性がある為、避けたほうがです。





【コーヒーの効果をうまく活用するには】


体のさびつきを防ぐ抗酸化作用を発揮するポリフェノールの効果を
生かすなら日中こまめに飲むといいでしょう。

夜間は睡眠中に分泌するメラトニンなどが活性酸素対策になり、
紫外線によるダメージを受ける日中は、コーヒーポリフェノールなどの
抗酸化物質で対策します。



カフェインには体熱産生作用がある為、低血圧や低体温の人は
温かいコーヒーを朝に飲んで体にスイッチを入れるのが効果的。

さらに活用したいのが日中の眠気対策で、疲れると脳では疲労物質がたまります。
このときコーヒーを飲むとカフェインが疲労物質の働きを抑制して、眠気を防いでくれます。

ちょっとした昼寝の直前に飲めば、20~30分後にしゃきっと目覚められるという効果も
あります。



コーヒー3.jpg



コーヒーの効果、効能をよく理解し、毎日の生活にうまく役立てる事が
最もコーヒーの有効な活用方法なのではないでしょうか。









タグ:コーヒー
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